forget me not

2016/1/15 最愛の彼女が亡くなりました。
迎えに来る時にノーナビだと迷いそうだから
合言葉をタイトルに、俺はここにいると主張しておく。

我ながら単純だとは思うけど

その背には、色々な人々から受け取った、きらきらとしたガラクタの山が積まれていた。

強いて言えば、それらを無駄にしないことが、俺の最終的な夢なのかもしれない。
(中略)
皆の夢の残骸に、俺なりの意味を与えてやろう。



一番好きなゲームの1シーン。大雑把には頼れる人や親しい人を失い自身もボロボロな主人公が、それでも最後まで悪あがきをしようと決めたところ。

物語としてはよくある内容なのかもしれないけど、似たような状況になった今は思うところがある。


これによって辛さとかが薄れる訳ではない。物語はあくまで物語で、現実とは違う。

ただ、死ぬまでにせめて何か悪あがきはしたいと思わせてくれる。

短寿の神様

長寿の神様がいるのなら、逆の神様はいないのだろうかとふと考える。
といっても死神とか物騒なのではなく、「太く短い人生」を是としてくれそうなのが望ましい。


神話について調べてみたら、コノハナノサクヤビメと夫のニニギノミコトに寿命に関するエピソードがあった。
ニニギノミコトは美人のコノハナノサクヤビメ一目ぼれして求婚する。
父がそれを喜んで、姉もセットで嫁がせようとしたんだけど、あまり綺麗じゃなかったので送り返してしまった。
姉は長寿の神で、それを手放してしまった為に子孫ともども寿命が短くなってしまったそうな。


…うーん、なんというか。

お願いしていいのか微妙な所だけど、やるだけやってみよう。
コノハナノサクヤビメは富士山本宮浅間大社、ニニギノミコトは鹿児島の霧島神宮で祀られてるみたいだ。
鹿児島はちょっと遠いけど、富士山はそのうち行ってみたい。


他には関係ありそうなのは


イザナミ…黄泉の神様  伊弉諾神宮(兵庫県)
ククリヒメ/白山比咩大神…死者と生者の仲を取り持った  白山比咩神社(石川県)
黄泉比良坂(島根県)…黄泉の入り口


この辺かな。
あと恐山とかの霊地を尋ねてみるのもアリかもしれない。

バレンタインとか菓子の思い出

一昨日、昨日と他に書きたいことがあったので今日書く。


彼女は基本的には遠出できないので自分が迎えに行くんだけど、そのお礼としてクッキーをよく焼いてくれてた。

「ちょっと失敗した」とか言って渡されたのを味見して「いや美味いよ」って返すやり取りがお約束。お世辞じゃなくて実際美味いから、もりもり食べてすぐに無くなってしまうのが残念だった。

性格的にはそそっかしい所があるけど、マフラー編んだりアクセ作ったり器用だよなあ。


バレンタインの時も名前の知らない菓子とか作ってたんだけど、ある時に作ってくれたフォンダンショコラ。

これを初めて食べて感動した思い出がある。

できればまた作って欲しかったんだけど、難しいらしく食べたのは結局その1回きり。


そんな訳で、14日はフォンダンショコラを求めて旅をしていた。

最初に行こうとした店はカフェレストランみたいな所だったんだけど、「お、男一人じゃ扉が重い…」とヘタれてしまい、別のお店を探して落ち着いたという。

ここのフォンダンショコラも美味いね。でも彼女の作ったのには及ばなかった。


バレンタインといえば、フラワーバレンタインって言葉を聞いて花を贈ったら、すんごい喜んでたっけなあ。写真の周り、もう少し花で満たしとこう。