壁
仕事中に彼女の携帯から電話が来た。
家族からの連絡なら他の電話から来る事になってたから、不思議に思い休憩中に折り返すもドライブモードになってて繋がらない。
仕方がないので連絡用の電話にかけたら弟君が出て、「父が操作を間違えてかけてしまった」との事。
それだけ。
会話する気もなく一気に言って終わらせた。
なにそれ
弟君が、というより父親の意思として自分との間に壁ができてるのは何となく感じてる。
そも振り返れば、
彼女が死んだ事も教えようとせず(こちらから偶々連絡をしたから知る事になった)
最初は会わせてもくれなかった(半ば押し掛ける形でようやく棺に入った状態の彼女と面会だけできた)
そんな風にされる事を自分はしたっけ。
確かに意見の違いで問答とかはあったけど、それは彼女との生活をやってく為に考えた事で、別に誰かを害そうとしたかったんじゃない。
頼りないって言われたら言い返すのが難しくなるけど、それにしたってあんまりだろう。
最期の顔を見る事もできなかったら正直後追いしてたと思う。
家族の中では一番話してたから油断してたけど、あの人の事が結局一番分からなかったのか。
お墓とかの連絡も期待できそうにない以上、こんなんでストレス溜めるよりなら彼女以外の事はさっさと忘れるのがいいのかもしれない。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。